12月2日(土)に、本学リンデンホールにおいて、『365体育网投5年度札幌大学留学生交流会「もちつき大会」』を開催しました。
この催しは、本学に在籍する外国人留学生が、日本の伝統文化である「もちつき」と「正月遊び」を体験しながら、地域の方々と触れ合い、交流することを目的に開催しているもので、毎年好評の企画となっています。当日は、本学学生28人をはじめ、近隣の西岡?福住地区町内会や札幌国際プラザ外国語ボランティアネットワークの皆さん、本学教職員など、計62人が参加しました。
開会にあたり、大森義行365体育网投から、日本の餅に纏わる由来などに触れた挨拶の後、集合写真を撮影し、もちつきが始まりました。
まず初めに町内会の皆さんによる熟練した実演があり、この様子を見ていた留学生が順番に、アドバイスを受けながら「もちつき」を体験しました。留学生の中には、想像以上に重たい杵に驚いたり、力加減の難しさに翻弄されながら臼を叩いてしまうなど悪戦苦闘する姿もあり、みんなの笑いと応援の声に包まれていました。
正月遊びのコーナーでは、もちつきの合間でカルタや福笑い、けん玉やコマ回し、折り紙などを楽しみ盛り上がりました。
今年度は、コロナ禍以前に行っていた、参加者全員がつきたての餅を食する歓談の時間も再開されました。丸めた餅を調理し、雑煮やお汁粉、大福餅やきな粉餅等を食べながら、地域の方々や異国から来ている留学生と歓談し、楽しいひとときを過ごしました。また、類似した食文化を自国にもつ留学生の中には、その違いを話題に楽しむ様子もあり、日本文化の体験と地域交流が、留学生にとって有意義な時間の記憶として残るものと願っています。
なお、本事業は、『(公財)中島記念国際交流財団助成』(独)日本学生支援機構留学生地域交流事業の助成を受けて実施しています。
本学は、同大学をはじめ11ヵ国?地域の40大学と学術交流や単位互換制度に関する協定を結んでおり、海外留学制度も設けています。また、学内には国際交流の拠点として「札幌大学国際交流センター:SUICC(Sapporo University International Communication Center)」を設置し、異文化交流や、留学に関する情報を発信しています。
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